「うちには入っていない」はなぜ起こる?ポスティングの配布カバー率について

ポスティング情報

「友達の家にはチラシが入っていなかった」「自分の家にも入っていない」「身内の家にも入っていなかった」
ポスティングをご依頼いただいたお客様から、こうしたお話をいただくことがあります。
そして、その先にあるのが、「本当にちゃんと配っているんですか?」という疑問です。

この気持ち…痛いほど私も分かります。

実は、これはポスティングでは珍しいことではありません。
今回は、なぜこのようなことが起こるのか、ポスティングの「配布カバー率」について、できるだけ分かりやすくご説明します。

世帯数 = 配布できる件数ではありません

例えば、行政機関が定期的に公表している、とある町の世帯数が534世帯だったとします。
「534世帯なら、534枚チラシを配れば全世帯に届くのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、実際のポスティングではそう単純ではありません。

  • チラシの投函をお断りしている住宅
  • チラシ投函禁止などの表示があるアパートやマンション
  • その他の事情により配布できない住宅

そのため、行政機関発表世帯数 = 実際に配布できる世帯数ではないということを、まず知っておいていただきたいと思います。

例えば、534世帯のうち配布お断りのご家庭や集合住宅が15%あると想定すると、配布可能部数は
534世帯 × 85% = 約454世帯
となります。

きさらぎでの各町の配布カバー率は、それぞれ差はありますが40~95%です。

「40%?低くない?」
そうですよね…確かに低く感じられます。でもこれには背景があります。

まず、配布員の動き方です。
当社では、1人の配布員が「この町だけ」を担当しているわけではなく、ほとんどの配布員がかなり多くの複数エリアを担当しています。

今日はこちらのエリア。
明日は別のエリア。
その次はまた別のエリア。

いわば、配布員が複数の地域を順番に回りながら、効率よく配布を完了させていくスタイルです。

そのため、単純に「その町の配布可能世帯数いっぱいまで配ればいい」という考え方ではなく、配布員の移動や作業効率を考えて、あえて配布可能部数をほんの少しだけ下方調整して設定することがあります。

先ほどの配布可能世帯が約454世帯であれば、400部を可能配布部数と設定し
400部 ÷ 454世帯 = 約88%のカバー率
となります。これは実際のポスティングにおける「カバー率」の考え方の一つです。

チラシ配布カバー率の仕組み

図:配布カバー率 88%の考え方(534世帯 → 配布可能454世帯 → 設定400部)

同じ400部でも、配り方によって結果は変わります

それは配布ルートです。北から南へ、東から西へ、中央から外側へなど、そのときの状況に合わせたさまざまな配り方で変わってきます。また、道路の形や住宅の配置、集合住宅の位置などによっても、配布ルートは変わります。

配布員は、ただ住宅を数えながらチラシを入れているわけではなく、限られた時間の中で、できるだけ効率よく、指定されたエリアへチラシを届けています。これも実際のポスティングの現場です。

そのため、すべての住宅に同じように届くわけではありません。
「うちには入っていない」は、「配布していない」という意味ではなく、配布できなかった住宅が存在していること、配布員が複数のエリアを担当していること、道路や住宅の配置によって配布ルートが変わること、こうしたさまざまな事情が背景にあり起こっている現象なのです。

「うちには入っていない」は、配布していないという意味ではありません

もちろん、だからといって「入っていなくても仕方がない」ということではありません。
私たちも、できる限り指定されたエリアへ、丁寧に配布することを大切にしています。

ポスティングは、一枚一枚を人の手で届けています

新聞折込のように、新聞販売店の配達網を利用して一斉に届ける方法とは違い、ポスティングは基本的に人が地域を歩き、一軒一軒へチラシを最適な稼働効率を基に投函していきます。

ポスティングをより正しく理解していただくためにも、
「世帯数=配布部数」ではない。
そして、
「自分の家に入っていなかった=配布していない」ではない。
この2つを知っておいていただければと思います。

私たちも、できるだけ多くの方へ、必要な情報をきちんと届けられるよう、日々の配布に取り組んでいます。

ご不安な点があれば、配布エリアや部数の設定について事前にご説明させていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。

今後とも合同会社きさらぎをどうぞよろしくお願いいたします。

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